ボードゲームって?

■電源を使わない、アナログな「ゲーム」

 上に掲載されている写真は、全部「ボードゲーム」なんですが、恐らく、ほとんどのゲームは初めて見るものが多いだろうと思います。

 このサイトでは、電源を(基本的には)使わず、紙や木などで作られたアナログなゲームのことを総称して「ボードゲーム」と呼んでいます。カードゲームももちろん含みます。「アナログゲーム」と呼ばれることもありますね。

■日本では「子供の遊び」、世界では「大人の趣味」

 日本でボードゲームは、「すごろく」に代表される「子供の遊び」として認知されている事が多いです。実際に「ボードゲームってどういうものを想像しますか?」と人に尋ねると、殆どの人が「人生ゲーム」ぐらいしか答えが返ってきません。 

 日本では他に「オセロ」「モノポリー」「将棋」「囲碁」「麻雀」の他、各種トランプゲームや「ウノ」などのアナログゲームが知られていますが、世界各地に目を向けると、デジタルゲームのように毎年何百種類もの新作のボードゲームが出版されており、子供だけでなくむしろ大人の趣味として遊ばれています。それらのジャンルはバラエティに富んでおり、オークションに参加して名画をコレクションするゲームや、農業を営んで畑を耕し、野菜を育てるゲーム貴族となって政治・宗教・経済を操るゲームなど、ボードゲームと言えば「すごろく」ぐらいしか知らなかった方にとっては、「ボードゲーム」、いや「ゲーム」という概念が変わってしまうほどの衝撃を受けることでしょう。

■日本でも新作の流通が活発に

 それらの新作ゲームのいくつか(日本では毎年100タイトル前後)は日本でも流通し、ボードゲーム専門店だけでなくヨドバシドットコムやAmazonなどのオンラインショッピングモールでも購入することが出来るようになっています。 

 ボードゲームがどれだけ楽しい遊びか、ここでは詳しく説明しません。それは知らないスポーツの楽しさについて言葉で説明するようなものだからです。ただ、ひとたび遊んでみれば、誰もがその魅力の虜になるでしょう。

 現在、福井でも徐々にボードゲームを遊ぶ大人が増えてきており、福井市・鯖江市・越前市を中心に活動が拡がっています。その方たちが定期的に「ボードゲームを遊ぶイベント」を開催していますので、もし興味があったらぜひ、参加してみてくださいね。詳しくは「イベントやサークル」のページをご覧ください。